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神前式の流れFlow

参進の儀
神職・巫女に先導された新郎新婦と参列者が神殿に向かう。花嫁にかざされた 朱傘は、
昔の儀式の貴人用の日よけですが、傘下は聖域として厄除けの意味も。


手水
巫女が柄杓で奉仕してくれる水で手や口を洗い清めてから、神殿に入ります。

修祓の儀
神前式にさきがけて心身を祓い清めるお祓い。
新郎新婦をはじめ参列者全員は、神職から大麻(おおぬさ)でお祓いを受けます。


祝詞奏上
斎主(さいしゅ)が祝詞を奏上し、神様におふたりの結婚のご報告と両家親族・
参列者の健勝をお祈りします。

誓盃の儀
神前に供えたお神酒を大中小三つの盃に注ぎ、「三三九度」の盃を交わします。
同じ盃でお神酒を酌み交わし、夫婦の契りを結びます。


誓詩奏上
新郎新婦が神前に進み、誓いの詩(ことば)を読み上げます。
誓詩には、神様のご加護を願う意味や、夫婦としての規範などが記されています。


玉串奉奠
新郎新婦・媒酌人・両家代表が感謝と祈りを込めて玉串を神前に供えます。
玉串に自分の心をのせ、神にささげるという意味がこめられています。


指輪の儀
新郎・新婦で夫婦の誓いを込め、指輪の交換を行います。
もとは西洋の儀式ですが、昭和 30年代 後半から取り入れられました。


親族盃の儀
両家親族、もしくは親族の代表が親族固めの盃をいただきます。


神楽奉納
雅楽の演奏と巫女による舞を神様に奉納する儀式。
神様に感謝の意とご加護を願う心を伝えます。


斎主挨拶
神職である斎主が、婚礼が無事整ったことと
新郎新婦へお祝いの言葉を述べます。